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農から学ぶ!学習効果を高める7つのポイント

更新日:2020年7月22日

有機野菜づくりの学びは、目からウロコというか

忘れていた当たり前のことの再認識からでした!!

農業は「grow」(育つ)です。

「野菜づくり」ではなく、野菜は自然の中で自ら「育つ」ので

人間は野菜の生育をサポートする役目だということです!!

目の前にある「自然」が私たちの先生であり、

常に自然から学び、考えることが基本だということです!!

五感を最大限に活用して、よく観察し、

葉の色や硬さ、土の手触りや匂いなど

自然からのさまざまなメッセージを受け取れるかどうか?!

ただの農作業だという意識では、自然は何も教えてはくれないと・・・!!

そして、自然環境に左右される作物の栽培に正解はない!!

プロ農家さんでさえ、やり方や答えはバラバラです。

この地域でうまくいっても、他の地域では通用しないケースも多い。

オールマイティというノウハウはない!!のです。

多くの初心者は、「正解」を知りたがるそうです。

正解を知ることよりも、プロセスを自分なりに考えることが重要で、

考えることで共通の法則が見出せるようになり、

それがどんなときでも通用する「考え方(原理原則)」を形成することになります。

出来上がりは皆同じというジグソーパズルではなく、



同じパーツでも自分なりの考えで新しいものを創り出すレゴブロックみたいなもの!!

何をどう組み合わせるかマニュアルはないと言われます。




しかし、思いつきや、何となくうまくいったということでなく

化学的に論理的に人に説明できることが求められます。

失敗は数多く経験してよい!!

なぜなら、栽培の成功率は失敗の数に比例するからだ!!

失敗をプラスに変えることが成長の秘訣です。

ひとつの事象がなぜうまくいかなかったのか?

その「なぜ?」がわかれば「再現性」が生まれてきます。

世の中には、有機栽培だけでなく、さまざまな栽培法があります。

しかし、特定の栽培方法に固執して、他を排除することは、

視野を狭め、技術力の向上を妨げてしまいます。

「他者から何を学べるか?」という視点で多様性が生まれ、進化がはじまります。

一旦、視野を広げて受け入れて、そして、自分のこだわりを持つことです。

そのためにも、ホリスティック(包括的)な視点で学び、考えることが大切です。

細分化して見るのではなく、全体を見て、つながりを知ることです。

栽培に関する知識や技術だけでなく、

生命科学や栄養学、歴史や地球環境、地域社会や経済

食と心身の健康、ライフスタイル、生き方など他分野から学ぶ姿勢が必要です。

すべてがつながっていることを実感し、自然の摂理を理解できたとき

どんな土地でも、自然の力を最大限に活かして健康な野菜を育てることができると

言われます。




頭でわかってできるというものでなく、具体的なプロセスを考えて、

それを実際に繰り返しやってみることではじめて身につくものです。

自分の頭と体、そして心をすべて活用して積極的に取り組むこと!!

そうすることで、自分のやりたい農業の方向性が見えてきます。

自分が心の底から好きだと実感できたら、

こうなりたいと思う理想の状況が描けることができるのです。

まとめると

学習効果を高める7つのポイント

① 自然から学ぶ

② 失敗を数多く経験する

③ 考え方(原理・原則)を学ぶ

④ 化学的に論理的に

⑤ 多様性を受け入れる

⑥ ホリスティックな視点

⑦ 主体的に学ぶ

これって、農業の学びだけでなく

すべてに共通する人生の学びの基本ですね(^^)/

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