top of page
執筆者の写真竹村英子

農から学ぶ!上中下3つの生き方の心得

有機野菜づくりで一番大事なことは土づくり!

いつも土をふかふかに保つよう土を耕します。

雨などで固くなった表面の土を

2~4㎝くらい浅く耕すことを中耕といいます。

中耕することで水や空気の通りが良くなり

土が柔らかくなることで根の張りもよくなります。

また、晴れた日に行うと小さい草は枯れるので

除草のひと手間をかけずに、除草になっているのです。




農業の心得として、上農・中農・下農という言葉があり

上農は草を見ずして草をとり
中農は草を見てから草をとり
下農は草を見ても草をとらず

ということで、

中耕は上農だということです(^^)/

このことを知ったとき、

心の格式としての、上品・中品・下品を思い出しました。

上品(じょうぼん)
中品(ちゅうぼん)
下品(げぼん)

と読みます。

人は皆同じランクで生まれ

ランクアップを目指していくという考えです。

裸でも平気な赤ちゃんは下品

食べながら歩くことも下品の心

教養を身につけるなど

自分のレベルアップを目指すは中品の心

人を助けたり、人の子を教えたりは上品の心

皆、平和に暮らす心得として、上品を目指したそうです。

共により良く生きる習慣として

人として生まれてきたことに感謝し

「お互いさま」の心で人と協力し合う!

豊かな人格として成長するために

心を磨く、教養を身につける!

粋な心意気で

人のためにイキイキ動く!

つまり働く(人偏+動)!

このように、

心を肥やすことで、立派なおとなに成長します(^^)/

農は土を肥やすことで、立派な作物に生長しますね(^^)/

哀しいかな現代人の習慣は、

心が肥えるより、体が肥えて、ダイエット時代!

豊かすぎて「当たり前」の心に育ち、感謝よりも不平不満!

人のためにイキイキ働くよりも、金のためにイヤイヤ働く!

そんな時代になってしまっているように感じます。

中耕をしていたら上農になっているように

互いに笑顔があふれるしぐさができていれば、

上品になっているのではないでしょうか?

上農と上品!目指してガンバ(^^)/

閲覧数:76回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page