ミニトマトが真っ赤に色づきはじめ
美味しそうになってきました(^^)/
枝で完熟した真っ赤なトマトを採って食べると、、
甘味もあり、新鮮な青臭さもあり、
とっても美味しいです。
しかし、
スーパーで売っているミニトマトより
皮が厚いというか、硬いというか、
しっかりとしています。
品種の差はあるのですが、
ハウス栽培で作ると皮がやわらかくなるそうです。
理由は水分量が安定しているからだと・・・。
露地で育てると大雨で急激に水が増えたり
日照りが続くと乾燥します。
そんな変化に耐えるため皮が強くなります。
それに、
露地栽培では常に風にゆらされることも
害虫や病原菌と闘うことも原因のひとつです。
自然のなかで育つには、
いろいろな環境に耐えるために、皮が強くなります。
植物も人間と同じく細胞があり、
健康に育った作物は病原菌から自分をまもる
防御の仕組みを持っています。
菌が侵入しようとしていることを察知すると
細胞の内側に壁をつくってくい止めたり、
侵入してきた菌をぎゅっと集めて
活動しにくくしたり、
侵入してきた菌に対して
新しく抗菌物質をつくり出し対抗したり、
外からの刺激や菌と闘って
植物の内側を守るために、表皮が硬くなります。
そして、
ストレスに耐え切れなくなくなると
パーッンと皮が割れてしまいます。
トマトも人間と同じように、ストレス耐性があるのかも?!
ストレス耐性って?!
言葉のとおり、ストレスに耐えられる力のことです。
仕事や生活面のさまざまな場所で
いろいろなストレスが降りかかってきます。
そのようなストレスに対して
どのくらい適応し、対処できるか、
どの程度耐えられるかといったレベルのことを指し、
「ストレス耐性が高い・低い」といったように表現します
今なら、コロナ感染で自粛生活というのも
窮屈でストレスが溜まるという人多いですよね(>_<)
これから、夏の暑い時期に、マスクしないといけないことも
息苦しくって耐えられない人も多くなるのではないでしょうか(>_<)
ストレスって
人間関係や仕事での悩みなどで
心に受けるダメージのことだけではありません。
暑さ寒さの天候の変化
気圧の変化
人ごみのなかを歩く
飲酒や禁煙
過度の運動などからも
体はストレスを受けています。
このようなストレスを受けると
ヒトの体は、副腎からコルチゾールというホルモンを分泌して
ストレスと闘うメカニズムが働きます。
このコルチゾールが働くときにビタミンB6が
必要な栄養素となります。
つまり、
ビタミンB6は、ストレスによって消費されるということです。
また、仕事や勉強で集中力が必要な作業をすることも
脳にとっては一種のストレスを受けています。
このとき、脳はビタミンB1を消費します。
そして、ストレスから解消されても
数日間はビタミンB1の消費は続くそうです。
つまり、
日々の生活で絶えずストレスを受けている環境にいると
ビタミンB群が常に消費され欠乏状態であるということ!!
ビタミンB群って、
ヒトが生きるためのエネルギーをつくるのに欠かせない栄養素です。
ビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12など数種ありますが、
お互いに助け合いながら働いています。
ビタミンB群が不足すると
疲れやすい、集中力が続かない、イライラする、やる気がでない、
風邪をひきやすい、口内炎ができやすい、などなど
心も体もお疲れモードになります。
食べたもので体ができる!
私たちの体は、すべてタンパク質でできていますよね(^^)/
心もタンパク質が材料としてビタミンB群が関わってできています!!
健康な心身をつくるために
体の内側で、自然にはたらくメカニズムがある!!
ヒトも植物も同じ!!
適度なストレスで健康に育つということですね(^^)/
路地栽培のトマトも
こうした最低限のサポートで強く元気に育っています。
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