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カラーマーケティングに色彩心理は絶対に必要だ!!

世の中は、色の商戦合戦です。


ひと昔、タオル業界から売上アップの提案がほしいと言われ

カラーバリエーションを増やすことを提案したことがあった。


ずらりとカラフルな色が並ぶだけでも売り場が楽しくなる。

単に一直線に並べるのではなく、

色相環で輪にしてディスプレーすると


・配色の説明もできて、2枚・3枚・4枚と色の組合せ提案もできる。

・プレゼントしたい相手に深層心理を込めた配色提案もできる。

・タオルを使った子どもイベントのアイデアも提案した。


タオルをケーキ・動物・ドレスにしたギフトもあるけれど、

手間暇かけることなく、

色数増やして、販売方法を工夫するだけの提案に、

「売れる色は決まっている!」と・・・

色数増やすことがコスト高になると断られた!


その直後に、ユニクロがカラーバリエーションで勝負をかけた。

それが話題になり、色の販売戦略が広がっていった。


単に色を選ぶのではなくて、

ちょっとした工夫で

・自分のモチベーションをアップさせる色を選べるようになる

・相手に届けたい気もちを色に込めることもできる

・選んだ色で今の気もちを知る手立てにもなる


商品だけではなく、包装紙とリボンの配色にも意味がある。

結婚式の引き出物に使う商品にも色のウンチクを込めることで

微笑ましいエピソードを添えることができる。


私は、色は言葉であり、人を動かすエネルギーだと思っています。

色の意味、色が伝えたいこと、、、つまり「色の気もち」を

商品づくりとマッチさせることでストーリーが生まれます。

なので、モノづくりに色彩心理は絶対に必要だ!!と思っています。


先日、カラフルな歯ブラシに出逢いました。



スイス製なので、なぜこの配色なのか?

まだ追及はしていないけど、、

どの配色を選ぶかで、その時の気もちがわかる。


紫と黄色、、、スイスならではのカラーですね。 (理由は、またブログで書きますね)


ちなみに私は、ピンクと黄色を買いました。